皆さんは、ITエンジニアという仕事にどんなイメージをお持ちでしょうか？
「AI」、「クラウド」、「IoT」、「ブロックチェーン」…等
最先端の情報に触れることができる」「スキルを身に着けて高収入を得られる」「労働市場では採用ニーズが高く常に求人がある」などといった魅力的なイメージから興味を持った方もいるかもしれません。
この記事では、ITエンジニアに興味を持ち、その仕事に携わってみたいと思った方に向けて、
ITエンジニアのメリット・チャレンジすべき人の特徴を紹介していきます。
エンジニアに転職したいけれど「スキルがないので転職が難しい？」と思っている方は、
多いのではないでしょうか。
結論
ITエンジニアには「未経験歓迎」の会社が意外と多くそれほど珍しい話ではないです。
研修制度や資格支援制度の充実、OJTなど入社後のサポートが手厚い企業は多いです。
しかし、全く知識のない業界に飛び込むのには大きな決断になります。
ここからは、エンジニアのメリットについて紹介します。
- ITエンジニアの需要は高く将来性がある
- スキルが身につき活躍の幅が広がる
- 年収水準が高めな傾向がある
- リモートで働ける企業が多い
- フリーランスになることも可能
経産省が2019年に発表した「IT人材需給に関する調査」によると、IT関連の人材需要は2030年まで
増加が続くとあります。ITの技術の急速な発展、さらにコロナ禍の影響でIT系の人材不足は
加速しております。
こうした調査結果を見ても、ITエンジニアが企業にとって引く手あまたの状況が続くのは明らかです。
今後もIT社会が加速することは間違いないため、ITエンジニアとしての未来は明るいといえます。
そしてITエンジニアの中でも不足しているといわれているのが、高スキルの人材です。
最初は未経験でも、仕事を続けITの知識・スキル・専門性を身につけることができれば、
市場価値が上がり、企業や組織にとらわれることのない幅広い活躍が可能になるでしょう。
ITエンジニア全体の平均年収は442万円で、ほかの職種も含めた全職種平均（403万円）と比較しても10％ほど高い収入を得ていることがわかります。
また、年代別の収入もほぼ同じ比率で右肩上がりに上昇しています。これは、スキルアップに合わせて役割や収入が上がるキャリアパスがはっきりしているためです。キャリアパスも、例えばプログラマから
プロジェクトマネージャーやITコンサルタントを目指す以外にも、組織によっては社内SEなど複数の選択肢があります。興味やスキルに応じて選ぶことができるのは大きな魅力であり、
キャリアアップ、収入アップの目標も立てやすいといえるでしょう。
しかし、スキルを磨かずに停滞していると、一部の職種では平均年収以下になることも
留意しておきましょう。
ITの会社は、リモートワークと非常に相性が良く、加えて働き方改革やコロナ禍以降の世の流れに沿い、
多くのIT系企業やITエンジニアの現場ではほかの業種に先んじてリモートワークが導入され、
働き方のひとつとして定着しつつあります。中には、子育てや介護のためにフルリモートで働いている方も
少なくありませんので、仕事とプライベートの両立がしやすい傾向にあります。
ITの知識・スキル・専門性を身につけることができれば、会社から独立してフリーランス(個人事業主)に
なることも可能です。主な業務はITシステムの設計、開発、運用など会社に所属するエンジニアと
あまり変わりはありません。フリーランスの最大のメリットは年収の向上と自由な働き方という点のため、
独立してみたいと思っている方は、目指してもよいのではないでしょうか。
エンジニアをやろうとしているけど「自分は向いているだろうか。」と不安になる人もいるでしょう。
入社後のギャップをなくすためにも、自分がエンジニアに向いているかどうかは知っておくべきです。
ここで紹介する特徴に当てはまる人は、たとえ未経験だとしても、エンジニアに向いていると
いえるでしょう。全部で3つの特徴を紹介するので、多く当てはまった人は、
エンジニアへの転職を検討してみましょう。
エンジニアは仕事として覚えることが非常に多いため知識をつけるための勉強が苦手な方は、苦労します。
業務中にわからないことに関してはググるという作業がほぼ毎日のようにあります。
また、IT業界は進化のスピードが速いため、知識や情報のアップデートが日々求められます。
ですので、日々進化する技術に対してワクワクしながら情報収集できる人に、
エンジニアの仕事は向いているでしょう。
エンジニアには、試行錯誤を繰り返して、諦めずに最後までやり遂げる忍耐力が求められます。
プログラムの完成までに、うまくいかない箇所を何度も修正する地味な作業が続くためです。
コードの書き方がわからない場合など、自分で調べながら作業することも多いので、
粘り強く仕事に取り組む必要があります。
困難に直面したときすぐに投げ出してしまう人は、エンジニアに転職してから苦労するかもしれません。
逆に、困難に直面したときに試行錯誤を繰り返せる人は、エンジニアに向いているでしょう。
自分の手で何かを作り上げることが好きな人は、エンジニアに向いています。
システムやアプリを作って、自分が書いた命令文どおりに動くことに面白さを感じられると、
仕事が楽しめるでしょう。
また、スマートフォンのゲームやスマート家電などであれば、自分が携わった製品を実際にユーザーが
使っている場面を見ることもできます。
モノ作りで社会の役に立ちたいと考えている人にとって、エンジニアはやりがいを実感しやすい仕事です。
先にも述べましたが、未経験からエンジニアを目指すのは大きな決断が必要かもしれません。
ただ、比較的未経験者に門戸を開いており、スキルアップのための教育が充実した職場が多くあります。
また、将来性や業界自体の安定性、何よりスキルを身につけていくことによる自身の成長が見えてくるのも
大きな魅力です。まずは自分に合ったエンジニアの仕事や職場を探してみましょう。
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